October 5, 2003

The Catcher in the Rye(その2)

「The Catcher in the Rye」J.D.Salingerの新翻訳をやっと読み終えた。主人公の少年「ホールデン」が、世間に対し抱く、不条理、矛盾の率直な気持ちを、主人公の独特の感覚と言葉で表現している。主人公の純粋な感覚にすごく引き込まれる。ところどころ品のない場面があるが、ありのままを表現していると言える。 新翻訳で、気になるのは、一般を表現する”You”の「君」への訳であると思う。通常、一般を意味するので、「君」と訳すのは少しニュアンスが異なるのではないかと感じた。この点、旧翻訳は、違和感がないように感じる。一方で、技巧的な旧翻訳に対し、読みやすい新翻訳という感じを受けた。
主人公「ホールデン」は、”I'd just the catcher in the rye and all.”でありたいらしい。ライ麦畑で遊ぶ子供たちを守る人だ。本のタイトルになっている。これがホールディンの気持ちを表している。

投稿者 triton : October 5, 2003 10:25 PM